鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
一瞬、眼前で閃光が弾け飛んだものの、意識までは手放さずに済んで。身体が、大袈裟に仰け反って、息をするのも忘れてしまうほどに、気持ち良かった。
ぼうーっと軽く達してしまった身体を弛緩させたまま放心してしまっていた。
そんな私に向けて、ゆっくりと胸から顔を上げた隼から再び声がかけられても。隼の熱い吐息を微かに感じながら、はぁ、はぁ、と荒い息を繰り返すことしかできないでいる。
「そんなに気持ち良かったですか?」
さっき何も答えられなかったし。意地悪な隼のことだ。ここで何の反応も返さずにいたら、もっと意地悪な言葉でイジメられるかもしれない。
そんなことを思いながら、本心では期待感に漲っている身体と一緒で、もっとイジメてほしいと思っていたのかもしれないけれど。
まだそんな自覚など持ち合わせてなかったため、ほとんど無意識に、私は素直にコクコクと何度も頷いて見せた。
けれども隼からは、思ってもみなかった言葉が返ってくるのだった。
「僕の愛撫でそんなに息を乱すほど感じてくれたなんて、嬉しい限りです。それに、素直に応えてくれた侑李さんがあまりにも可愛いので、ご褒美を上げますね?」