鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛

 おそらく、ローターによって初めて与えられた強烈な快感に散々喘がされたお陰だろう。

 なんてことを思い返していたところに隼の声がして。

「僕の腕の中で淫らに乱れる侑李さん、とっても可愛らしかったですよ。けどもう疲れたでしょう? 今夜はこのまま寝ましょうか?」

 散々喘がされて茫然自失だったはずが、気遣わし気にかけられた隼の声が聞こえてきた瞬間。

 あんなに渋っていた隼が、やっとその気になってくているというのに。こんなところで中断されてしまっては堪らないーー。

 そう思ってしまった私は、今まさに手錠を外そうとしているの隼のことを阻止するべく、ガバッ起き上がり、隼の方に向き直って、隼の身体を押し倒すような勢いで迫っていた。

「外しちゃダメッ! こんなの平気だから。今すぐ隼でいっぱいにしてくんなきゃヤダッ!」

 勿論、まだ手錠も目隠しもされたままの状態だ。

 今にして思えば、そのことがかえって良かったのかもしれない。

 見えないから恥ずかしさも半減して、大胆なことができたんだと思う。
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