鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
隼はいつもより興奮しているようで、息遣いがとても荒々しく。容赦なく私の身体を手指やローター、唇や舌を巧みに使い、食べ尽くすかのようにして貪り続けている隼。
それに対して私は、『もうダメ』、『許して』と、もう何度乞うたか分からないくらい、数え切れないほど幾度も絶頂まで追い詰められている。
荒い呼吸の合間に嬌声を漏らし続ける私の半開きになった唇の端から、だらしなく垂れてしまった涎や、身体からほとばしる汗、泥濘から際限なく湧き出る蜜などで、ベッドも身体も至るところがもうグチャグチャだ。
もう、弛緩してぐったりとしてしまっている身体のあちこちが甘く痺れてしまって、感覚が麻痺してしまっているかのよう。
ちょっと指で触れられてしまうだけで、簡単に達してしまいそうだ。
アイマスクに覆われている眦は、生理的な涙で塗れてしまっている。
容赦ない隼のことが恨めしい。
何か恨み言を放ったところで、隼のことを煽ることになってしまいそうだし、なによりそんな余裕なんてない。
だからアイマスク越しに、隼のことを恨めしそうに見つめることしかできないのだけれど。