鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛

 ーーん? 何? と思っているところに。

「さっきどんなに侑李のことを大事かということは聞いてるから、僕に焦らされているように感じたということですか?」

 隼に真正面から見据えながら尋ねられ、隼の圧に負けた私は思わず、「うん」と答えてしまうのだった。

 そして間髪入れずに、

「そんなに待てないというなら、今から侑李の身体のどこがどう好きで、どんなに素晴らしいかをひとつずつ丁寧に教えて差し上げます」

隼から返ってきた言葉を理解するよりも先に、密着していた身体から隼が僅かに距離を取って見下ろしてきて。

「……へ? どういうこと?」

 ほぼ条件反射で放ったこの言葉も。

「そのままの意味ですよ」

 有無を言わさないという雰囲気をプンプン放ちつつそう言ってきた隼によって、半開きだった私の唇は塞がれてしまい、隼の深い口づけによって、吐息もろとも全て飲み込まれてしまっていた。
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