鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
「……んあっ……はぁ、はぁ」
しばらくの間、深くて熱いキスで翻弄されて思考が蕩けかけたところで隼の唇が離れていって。
名残惜しさに隼のことをぼんやり見つめつつ、荒い呼吸を繰り返すことしかできないでいる。
そんな私のことをやっぱり蕩けそうなほど優しい眼差しで見下ろしてくる隼。
そのまま覆い被さるようにして距離を詰めてきて、私のおでこにチュッと口づけてきて。
「僕のキスや愛撫で、こんな風に蕩けそうになっている侑李の顔、可愛くてたまりません」
「////……ッ!?」
いつも以上に威力の増したキラキラと煌めくキラースマイルで微笑まれ、魅入られてしまった私は、ポーッとなったままもう何も返せないのだった。
そこへ、続けざまに、有言実行で、私のどこがどう好きかを饒舌に語り始めた隼。
「そういう、僕のことを欲しくて欲しくてたまらないっていう顔をされてしまったら、僕の理性なんて簡単に吹き飛んでしまいます」
隼の口調からして、永遠と続きそうな予感がして。
ーー冗談じゃない。こんなの続けられたら恥ずかしすぎて死ぬ。
「……ちょっと待って。まさか、そうやってひとつずつ説明する気じゃないでしょうね?」
隼に抗議し、なんとか阻止してやろうと声を放つも。
「当たり前です。今は僕の番ですから。でも、ご心配なく。侑李を焦らすようなことはもうしませんから」
なにやらしたり顔で口を開いた隼の表情がみるみる妖艶さをましていく。
言い終えるか終えないかで、束縛している私の顔の横に突いていた手を、胸元へと這わしてきて。