鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
先にシャワーを済ませた私が逸る気持ちを抑えつつ、バスローブ姿で王子の元へと戻れば。
「僕がシャワーから戻って来るまでの間に、それで解しておいてください」
顔を見るなりそう言われて、王子の手が指す方に視線を向けたベッドの上には、卑猥な形をしたバイブが置かれていて。
ーーえ!? コレで自分で慰めてろってこと? 冗談じゃぁない。何が楽しくてこんなモノで、しかも自分で、慰めなきゃなんないのよ……!
「ーーちょっと待ってよっ。こんなの使ったことないんだけどッ!」
思わず怒った声を放った私のことを王子は冷やかな眼差しで一瞥してから、
「なら、使い方をお教えしますので、ベッドに横になってください」
眼差し同様の冷やかな声音で指示を出してきた。
その王子の表情は、感情を読み取ることのできない無表情そのもので。
これまで一度として見たことがなかったせいかなんなのか、よくはわからないけれど。
この瞬間、王子と私との間に、主従関係という覆ることのない強固な関係が結ばれたことだけは確かだ。
胸中では納得なんてしていなかったはずなのに……。
王子の冷やかな眼差しで見据えられてしまえば、どういう訳か、私の意志に反して身体は従順に従ってしまっているのだった。
この日は結局、王子の指示通りベッドに寝転んだ私は、手錠で拘束された手にバイブを持たされて、自分で慰める羽目になってしまい。
自ら足をM字に開き、バスローブの肌けたところからバイブを自分のナカへと挿し入れ自慰に励んだ。
《《それは》》王子がシャワーから戻ってからも続き、王子の許しが出るまでの間、おそらく一時間くらいはそうしていただろうと思う。