東堂副社長の、厳しすぎる初恋 +7/18
それから三十分後、
東堂大毅は自身の執務室にいた。
デスクの上には、今終わったばかりの広報部査問会議の資料がある。
その資料を見つめ、やれやれとため息をつく。
『副社長、例の件ですが出席して頂きたいということです』
大毅のもとに、広報部長からそのように連絡があったのは二日前のことだった。
例の件とは広報部で起きたミスのことで、そのミスに最初に気づいたのは経理部である。
同じ業務に二か所からの請求書。どういうことかと経理の社員が野呂に理由を問いただしたことから、問題が発覚した。
『派遣社員がミスをしまして』
野呂はそう言ったという。
そんな話を、立ち話程度に大毅は経理部から聞いていた。
東堂大毅は自身の執務室にいた。
デスクの上には、今終わったばかりの広報部査問会議の資料がある。
その資料を見つめ、やれやれとため息をつく。
『副社長、例の件ですが出席して頂きたいということです』
大毅のもとに、広報部長からそのように連絡があったのは二日前のことだった。
例の件とは広報部で起きたミスのことで、そのミスに最初に気づいたのは経理部である。
同じ業務に二か所からの請求書。どういうことかと経理の社員が野呂に理由を問いただしたことから、問題が発覚した。
『派遣社員がミスをしまして』
野呂はそう言ったという。
そんな話を、立ち話程度に大毅は経理部から聞いていた。