元カレ社長は元カノ秘書を一途に溺愛する
そして週末。

杏奈はいつもよりも遅い9時に起きて、たまっている洗濯物や掃除をする。
すべて家のことが終わると身支度を整えてから家を出る。

毎週通っているケーキ屋に寄り、ショーケースに並んでいるケーキの中から真剣にケーキを2つ選ぶ。

買ったケーキを持ち、バスに乗り目的の場所に向かう。

都会の中には珍しく、緑で覆われたその場所に着くと杏奈は迷うことなく進み始める。
目的の場所へ。

大きな淡いピンクの建物の自動ドアを通り、受付の女性に頭を下げるとその女性はいつものように穏やかに微笑みながら頷く。

エレベーターに乗り2階のボタンを押し、扉を閉めると杏奈はいつものように目を閉じて大きく深呼吸をした。
< 70 / 330 >

この作品をシェア

pagetop