元カレ社長は元カノ秘書を一途に溺愛する
瑠衣が杏奈の腕をつかんだまま声を絞り出すように言う。
「お前、俺を煽るなよ」

「え?」
瑠衣の言葉を聞き返そうと杏奈が瑠衣の方を振り向いた瞬間、瑠衣は杏奈の腰に手をまわして自分の方に抱き寄せた。

そして・・・

「んっ!?」
杏奈の唇に瑠衣は口づけた。


杏奈はありったけの力で瑠衣から離れようとその胸を両手で押す。
でも瑠衣はびくともしないくらい、強い力で杏奈を抱きしめて離さない。

熱い口づけに、杏奈は次第に体の力が抜けていった。
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