捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
鳴の好きな鳥そぼろご飯とほうれん草のおひたしを用意したところで、ふたりの様子を窺ってみる。
(……あ)
いつの間にかふたりの距離は縮まっていた。鳴が涼さんにお気に入りのおもちゃを見せており、涼さんがよくわからないという表情ながらもそれに応えている。
どうやら、あの硬直状態を先に解いたのは鳴の方だったようだ。あぐらをかいた涼さんの足の間に、鳴がちょこんと座っている。
野菜を炒めているせいでよく聞き取れないけれど、鳴は涼さんに話しかけているようだった。耳を澄ませると途切れ途切れに声が聞こえてくる。
「これ、なるくんのだよ」
「そうか」
「パパはどれがすき?」
「ぬいぐるみに興味はないな」
(……あ)
いつの間にかふたりの距離は縮まっていた。鳴が涼さんにお気に入りのおもちゃを見せており、涼さんがよくわからないという表情ながらもそれに応えている。
どうやら、あの硬直状態を先に解いたのは鳴の方だったようだ。あぐらをかいた涼さんの足の間に、鳴がちょこんと座っている。
野菜を炒めているせいでよく聞き取れないけれど、鳴は涼さんに話しかけているようだった。耳を澄ませると途切れ途切れに声が聞こえてくる。
「これ、なるくんのだよ」
「そうか」
「パパはどれがすき?」
「ぬいぐるみに興味はないな」