捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「うちに泊まっていってください……」
直視できずに告げると、突然息ができないほどきつく抱き締められた。外だというのに玄関のドアへ背中を押し付けられ、深く深く口付けられる。
ちゃんと立っていなければならないと思ったのに、キスのせいで叶わない。へたりこみそうになると、力強い腕に支えられた。
「明日が休みでよかった。……今夜は眠らせてやれない」
私を抱き上げた涼さんが呟いて、額にキスをしてくる。
――その夜、私は初めて好きな人に愛される喜びを知った。
***
ふたつ分の寝息が聞こえていた。
ようやく手に入れた妻と、これまで存在も知らなかった息子のものだ。
なにかいい夢でも見ているのだろう、翠の表情が柔らかい。
直視できずに告げると、突然息ができないほどきつく抱き締められた。外だというのに玄関のドアへ背中を押し付けられ、深く深く口付けられる。
ちゃんと立っていなければならないと思ったのに、キスのせいで叶わない。へたりこみそうになると、力強い腕に支えられた。
「明日が休みでよかった。……今夜は眠らせてやれない」
私を抱き上げた涼さんが呟いて、額にキスをしてくる。
――その夜、私は初めて好きな人に愛される喜びを知った。
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ふたつ分の寝息が聞こえていた。
ようやく手に入れた妻と、これまで存在も知らなかった息子のものだ。
なにかいい夢でも見ているのだろう、翠の表情が柔らかい。