捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
 私の弱点を知り尽くした手は、ぎりぎりのところを攻めて離れていくのを繰り返した。決定的な刺激を与えられているわけでもないのに息が荒くなり、身体に力が入らなくなっていく。

「……っは……んっ……」

 堪え切れない声を抑えようと口を手で塞ぐ。でも、その手を涼さんが掴んで引きはがそうとした。

「だ、め……声出ちゃう……から……」

 部屋の外からは鳴が楽しそうに芽衣子と話す声が聞こえる。きっとこの間おいしいゼリーを食べたことでも報告しているのだろう。

「……ん、ぅ」

 口の中に涼さんの指が入ってくる。長い指が私の口内をかき混ぜて、息が苦しい。

「んん……」

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