捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
 両膝をすり合わせて身じろぎしながら、指を追い出そうと舌を押し当てる。けれどそれが指に舌を絡めているようで、ひどく背徳的な気持ちにさせられた。

(ま、た……変なとこ……触って……)

 涼さんの好きなようにされているのに、それを受け入れてしまっている自分がいる。触れられることも、求められることもうれしくて抗えない。

「ん、や……ぁっ……」

「……素直に休憩した方がよかったな」

 聞こえた声も少し乱れている。

 今、涼さんの膝に座っているのは非常にまずい気がしてならない。特に自分の腰あたりを意識してしまう。

「と言ってもどうしようもできないか。鳴が起きているしな」

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