捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
この場所はガラス張りのせいで廊下から丸見えだ。すぐに離れようと身を引きかけたのに、それより早く抱き寄せられる。
「触りたくもなる」
「社長、ここでは……」
「先週は名前で呼んでいたのに、どうしてまたその呼び方に戻るんだ」
文句を言われて口付けられる。ますます焦ったのに、この人はまったく意に介していない。
「別れたくなったのか?」
唇を触れ合わせながら囁くように尋ねられる。その間も腰に腕は回されたままで、逃げるわけにもいかない。
「そういうわけじゃ……」
「翠」
ぎゅう、と抱き締められてぎょっとする。腰に腕を回しているくらいなら、まだ見られてもぎりぎり言い訳がつくかもしれない。でもこれは完全にアウトだ。誰がどう見ても恋人同士の親密なやり取りにしか見えない。
「触りたくもなる」
「社長、ここでは……」
「先週は名前で呼んでいたのに、どうしてまたその呼び方に戻るんだ」
文句を言われて口付けられる。ますます焦ったのに、この人はまったく意に介していない。
「別れたくなったのか?」
唇を触れ合わせながら囁くように尋ねられる。その間も腰に腕は回されたままで、逃げるわけにもいかない。
「そういうわけじゃ……」
「翠」
ぎゅう、と抱き締められてぎょっとする。腰に腕を回しているくらいなら、まだ見られてもぎりぎり言い訳がつくかもしれない。でもこれは完全にアウトだ。誰がどう見ても恋人同士の親密なやり取りにしか見えない。