捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「……寝てないよね」
「こんなところで寝るわけがないだろう」
「じゃあ無視しないで」
「お前の言ういつもの俺というのがわからん」
「んー……クールでスマートな感じ? 仕事のできる男、っていうか」
「そういう俺が好きなのか?」
「今のはいつもの印象を言っただけだからね。涼さんの好きなところはまた別だよ」
「どこだ」
(この人、酔うと結構めんどくさいな)
そう思った自分に苦笑する。面倒だと思うのに、そこがまた愛おしい。
昨日までは立場の違いや年下ということ、そして自分がかわいげのない女だと思っていたことから引け目のようなものがあった。でも、この人にもこんな一面がある。それを見せてくれたことがうれしい。
「全部」
「……俺もお前の全部が好きだな」
「こんなところで寝るわけがないだろう」
「じゃあ無視しないで」
「お前の言ういつもの俺というのがわからん」
「んー……クールでスマートな感じ? 仕事のできる男、っていうか」
「そういう俺が好きなのか?」
「今のはいつもの印象を言っただけだからね。涼さんの好きなところはまた別だよ」
「どこだ」
(この人、酔うと結構めんどくさいな)
そう思った自分に苦笑する。面倒だと思うのに、そこがまた愛おしい。
昨日までは立場の違いや年下ということ、そして自分がかわいげのない女だと思っていたことから引け目のようなものがあった。でも、この人にもこんな一面がある。それを見せてくれたことがうれしい。
「全部」
「……俺もお前の全部が好きだな」