捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
ほかにも数えればきりがない。昔からパパはそうだった。今もよく、ご飯支度をしているママにちょっかいをかけに行って叱られている。
俺だってやらないのに、と思うけど、小さいときは俺もそんな感じだったらしい。でもママはちょっと話を盛っていると思う。パパみたいにくっついて回るなんて絶対やっていない。
「鳴」
名前を呼ばれてはっとする。
「咲月と出掛けてくるが、お前は?」
いつの間にかそんな話になっていたみたいだ。少し考えてから答える。
「なにしに行くの」
「わからん」
「……散歩?」
「そんなところだろう」
俺だってやらないのに、と思うけど、小さいときは俺もそんな感じだったらしい。でもママはちょっと話を盛っていると思う。パパみたいにくっついて回るなんて絶対やっていない。
「鳴」
名前を呼ばれてはっとする。
「咲月と出掛けてくるが、お前は?」
いつの間にかそんな話になっていたみたいだ。少し考えてから答える。
「なにしに行くの」
「わからん」
「……散歩?」
「そんなところだろう」