捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「すぐ帰るから――あっ」
半ば強引にスマホを奪ったのは涼さんだった。
勝手に通話を切ったのを見て、きっ、と睨みつける。
「なにするの!」
「恋人とは別れておけと言ったはずだ」
「恋人がいるのにここに来るわけないでしょ!」
ぱし、と肩を叩くと涼さんが目を丸くした。
ああまた驚いた顔をしている――なんてことを考える間もなく、勢いのままうっかり言ってしまう。
「あなたの子供が熱を出してるの!」
すぐさま帰宅した私は、家まで送ってくれた涼さんを放置してまっすぐ鳴のもとへ向かった。
幸い、鳴が熱を出すのはよくあることで、今回もおおごとにはならなかった。少しぐずってはいたけれど、ほどなくしてに父親がいるとも知らずにすやすや寝息を立て始める。
半ば強引にスマホを奪ったのは涼さんだった。
勝手に通話を切ったのを見て、きっ、と睨みつける。
「なにするの!」
「恋人とは別れておけと言ったはずだ」
「恋人がいるのにここに来るわけないでしょ!」
ぱし、と肩を叩くと涼さんが目を丸くした。
ああまた驚いた顔をしている――なんてことを考える間もなく、勢いのままうっかり言ってしまう。
「あなたの子供が熱を出してるの!」
すぐさま帰宅した私は、家まで送ってくれた涼さんを放置してまっすぐ鳴のもとへ向かった。
幸い、鳴が熱を出すのはよくあることで、今回もおおごとにはならなかった。少しぐずってはいたけれど、ほどなくしてに父親がいるとも知らずにすやすや寝息を立て始める。