捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
(――期待しちゃだめだって、あと何回裏切られたら覚えるの?)
指輪を贈られてから、なにごともなかったように数日が過ぎた。私たち夫婦の関係はよくも悪くもない。同じ家で生活していないのだから、これまでと大きく変わる方がおかしいのかもしれない。
そんなある日、涼さんの希望もあってついに鳴と顔を合わせる日がやってきた。
「私は彼氏のところに泊まるけど、なにかあったらすぐ飛んでくるから連絡して」
「大丈夫だよ。ありがとう」
芽衣子は最後の最後まで私を心配してくれた。入れ替わりに家へ入ってきた涼さんをずっと睨みつけてはいたものの、さすがにもう引っぱたいたりはしない。もっとも、何度か手を開いたり握ったりしていたことから、チャンスさえあれば今度こそグーで殴りにいっていただろう。
指輪を贈られてから、なにごともなかったように数日が過ぎた。私たち夫婦の関係はよくも悪くもない。同じ家で生活していないのだから、これまでと大きく変わる方がおかしいのかもしれない。
そんなある日、涼さんの希望もあってついに鳴と顔を合わせる日がやってきた。
「私は彼氏のところに泊まるけど、なにかあったらすぐ飛んでくるから連絡して」
「大丈夫だよ。ありがとう」
芽衣子は最後の最後まで私を心配してくれた。入れ替わりに家へ入ってきた涼さんをずっと睨みつけてはいたものの、さすがにもう引っぱたいたりはしない。もっとも、何度か手を開いたり握ったりしていたことから、チャンスさえあれば今度こそグーで殴りにいっていただろう。