甘い恋には程遠い

桃花「言うて。ちゃんと。
何か言いたい事があるなら。」

慧「いや…さ。いいなーと思って。」

桃花「ん?何が?」

慧「俺、今まで、ずっと一緒って
なかったから。小学生の頃に
向こうに行って、で、また
こっちに来て…幼なじみとか。
親友。とかってなかったから。
単純に成瀬と竹脇さんみたいな
関係が羨ましいよ。」

桃花「これから、なればええよ。
私は大神の恋人兼親友やから。
これから、そうゆう時間
過ごせばええよ。」

慧「うん、そうだな。」

こっちの方が安心した。

やっぱり私は教えられる側やなくて
教える側の方が安心した。
いつも通りが1番良かった。
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