甘い恋には程遠い
私自身の事やないから、嫌やねん。
大神の良さが半減した。
あいつ、女の趣味悪いわ。
大神って成瀬と付き合ってるねんて。
まじウケるわ。とか…そんな…
悪口は…絶対に聞きたないねん。
何よりも…、今まで悪意に晒されてきた。
悪口も文句も噂話もいっぱいされてきた
大神にこれ以上、嫌な思いをさせるのは
嫌やねん。私のせいで…大神が…
傷付くのは嫌やねん。
桃花「楽とか得とか賢いとか。
そうゆうのやないやろ。
私は話したいと思てる人に
話せれば十分やし、別に…
悪い事してる訳やないねんから…別に…」
ああ。言い訳慣れしてないせいか
全然上手い事言われへん。
慧「いつも、正直者のお前に
2つだけ言っておく。
1つ、お前は嘘をつくのが下手すぎる。
2つ、お前の偽物の笑顔はブサイクだ。」
桃花「ブサイクって…まあ、ええけど…。
実際、その通りやし。」