ウルルであなたとシャンパンを

ちゅって…………ちゅうって……


ぶわっ!と一気に顔が熱くなって。

香耶の顔が、赤くなったのだろう。


ルカは、いじわるな感じに目を細めてささやいた。

「ねえ、カヤ。今、なに考えてたの?」
「な、なな、なにって……!」

そりゃ、あなたのことですよ!
あなたが私の頭に置いた、手のことです!

……とも言えずに、口をパクパクさせる香耶。

その様子を見て、ルカはひどくセクシーな笑みを浮かべた。

「……昨日のこと?」
「!」
「昨日は……素敵だった……すごくキュートだったよ、カヤ……」

そう言いながら、ゆっくりとルカの顔が近づく。

落ち着いた茶色に明るい緑の混ざった複雑な色の瞳が、長いまつ毛の向こうに消えて。

ルカの高い鼻と香耶の鼻先が、すり合わせるように触れ合う。

そして、ほんのりピンク色をした、かわいらしくも見える、その唇が触れる瞬間。

真っ赤になって、金魚みたいに口をパクパクさせてはいたけど、今度はしっかり意識のあった香耶は、反射的に両手を上げて叫んだ。

「ストーッッップ!!」


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