【電子書籍化】氷月の騎士は男装令嬢~なぜか溺愛されています~(旧:侯爵令嬢は秘密の騎士)

 軽食を食べ満腹になると三人でゴロリと横になる。
 俺、ベルン、シュテルで並ぶ。いつの間にかそうなっている。
 青空に白い雲が走る。
「あの雲、スノウみたい」
 ベルンが指さす。
「じゃああっちは、ドーナツ!」
 俺が別の雲を指さす。
「なら、向こうは剣みたいだ」
 シュテルも空の端を指さした。
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