君がいたから 陽翔、結菜side
「来月から、陸人先生アメリカに何年か行くから
結愛の主治医変更ね 」
予想はしていたけど、見る見る顔が曇っていく結愛。
やっぱり不安だよな。
「グスン…嫌なの…怖いもん 」
そして、ついに泣きだしてしまった。
「優しい先生にお願いしたから安心して 」
「でも、無理なもんは無理…病院なんて絶対行かない」
親バカかもしれないけど
普段は聞き分けも良いし、素直でいい子。
可愛くて頭も良くてしっかりしている。
だけど、病院の話をするときだけは
小さい子みたいだから言い聞かせても無駄みたい。
「もう、お父さんなんて知らない 」
プイとそっぽ向いてしまった結愛…
今まで以上に体調悪いの隠しそうだから
しっかり見張っておかないと。
ハァーとため息もつきながらもそう思った。