君がいたから 陽翔、結菜side
それから1ヶ月後
医局でカルテの整理をしていると、
俺に電話がかかってきた。
相手は結愛の高校の擁護教員の美奈子さんだった。
結愛の体調のことかなって思って出ると予想通り。
熱は39℃超えているし呼吸も苦しそうって聞いた。
昨日俺は病院に泊まっていたから帰ってないし、きっと朝起きたときから体調悪かったんだと思う。
「蓮、結愛が体調崩したらしいから俺迎えに行ってくるから、蓮は診察室で準備しておいて 」
「わかりました 」
走って車に行き学校まで向かう。
1ヶ月前から結愛の話は蓮にたくさんしている。
病院ではかなりの問題児だし、
喘息なのに無理をすることや診察拒否することもすべて言った。
それでも、蓮は嫌な顔ひとつしない良いやつだから、
今日も結愛ことは安心して任せられる。