没落姫の溺愛婚~双子の寵姫も楽じゃない!?~
「それを言ったことなかったのに、よく気づいたなぁ……。
俺達を本当によく見てくれてるんだな、お前は。
他のやつらに見習わせたいくらいだ」
「嬉しいねぇ。
やっぱり、こういうのは仕上がりの評価じゃないよね。
どんなに仕上がりが綺麗でも、本人達の好みに合わないと、ただの押し付けだし」
二人はただただ嬉しそうに衣を眺め、口々に褒めてくれる。
けれど、あまりにも褒めすぎでは……と思うくらいで、彩希は恥ずかしくなって俯いた。
よかった。
仕上がりは、お世辞にも上手とも綺麗とも言えないけれど。
そこに込めた想いは伝わってくれていたようで、本当に嬉しい。
「ありがとう、彩希。
ずっと大切にするからね」
「記念に部屋に飾っておくか。
着るのは勿体ないし」
待って、部屋には飾らないでぇ……っ!!
聞こえてきた彬親の言葉に、彩希は慌てて叫んだ。
お願いだから、やめて下さい!
二人の部屋には、沢山の女房達が出入りする。
その時、こんなみっともない仕上がりの衣を見られるなんて、恥じだ。
しかし、そんな彩希の焦りなどものともしない二人は、晴れやかな笑みを向けてくる。
そして……。
「これが俺達の好みだって、物わかりの悪いやつらに見せつけられるだろ?」
いっそ清々しいくらいの晴れやかすぎる笑顔と共に言われ、彩希は言葉を失い、ただただ顔を真っ赤にして身悶えた。
俺達を本当によく見てくれてるんだな、お前は。
他のやつらに見習わせたいくらいだ」
「嬉しいねぇ。
やっぱり、こういうのは仕上がりの評価じゃないよね。
どんなに仕上がりが綺麗でも、本人達の好みに合わないと、ただの押し付けだし」
二人はただただ嬉しそうに衣を眺め、口々に褒めてくれる。
けれど、あまりにも褒めすぎでは……と思うくらいで、彩希は恥ずかしくなって俯いた。
よかった。
仕上がりは、お世辞にも上手とも綺麗とも言えないけれど。
そこに込めた想いは伝わってくれていたようで、本当に嬉しい。
「ありがとう、彩希。
ずっと大切にするからね」
「記念に部屋に飾っておくか。
着るのは勿体ないし」
待って、部屋には飾らないでぇ……っ!!
聞こえてきた彬親の言葉に、彩希は慌てて叫んだ。
お願いだから、やめて下さい!
二人の部屋には、沢山の女房達が出入りする。
その時、こんなみっともない仕上がりの衣を見られるなんて、恥じだ。
しかし、そんな彩希の焦りなどものともしない二人は、晴れやかな笑みを向けてくる。
そして……。
「これが俺達の好みだって、物わかりの悪いやつらに見せつけられるだろ?」
いっそ清々しいくらいの晴れやかすぎる笑顔と共に言われ、彩希は言葉を失い、ただただ顔を真っ赤にして身悶えた。