あたしを撫でる、君の手が好き。

男子のリレー結果は、あたし達のチームは3位。

全体的にどの競技でも好成績を残したあたし達のチームは、準優勝。チームの応援合戦の成績も悪くなかった。

クラスメートたちが成績発表で盛り上がるなか、あたしは閉会式でもずっとぼんやりとしていた。

真っ直ぐに立っているだけでやっとで、マイクを通して全校生徒に語りかけてくる声が全部うるさい。

あっくんにちょっと冷たくされたくらいでこんなにも精神的ダメージを受けてしまうなんて、情けない。

もしこの先あっくんが誰かと付き合い出して、幼なじみとしてすらそばにいられなくなったら……

あたしは一体どうなっちゃうんだろう。

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