御曹司は箱入り娘を初夜に暴く~お見合いしたら、溺愛が始まりました~
まんざらでもなさそうに髪をかきあげる葵さん。
愉快な方だなぁ。内面はあまり透さんと似ていないのかも。
「今日はどうされたんですか?」
「ああそうだった!」
葵さんは当たり前のように私をエスコートしながら中へと歩きだし、そのまま喋り続けた。
「僕は一週間後のオトワリゾートさんのパーティーに招待されてる。両親は都合がつかないから僕が代表して出席するんだ。その前にフィアンセに会わせてくれとせがんでも、透が聞き入れてくれなくてね」
「まあ。私に会いにきてくださったんですか?」
「そうだよ当然だろう? 大切な弟のフィアンセの顔を見ておきたくて」
うれしい。私もはやく透さんのご家族に会いたいと思っていた。葵さんから訪ねてきてくれるなんて申し訳ない。まだ正式な婚約ではないから遠慮していたけど、すぐにご挨拶にいけばよかったな。
「そうだったんですね。透さんのお帰りはもうすぐだと思います。どうぞうちでお待ちください」
「いいのかい?」
私が「もちろんです」と答えると彼はまた手をとり、「やった」と子供のようにはしゃぎだした。
……なんだか少し、美砂に似ている。こちらも自由で破天荒なお兄さんだ。
愉快な方だなぁ。内面はあまり透さんと似ていないのかも。
「今日はどうされたんですか?」
「ああそうだった!」
葵さんは当たり前のように私をエスコートしながら中へと歩きだし、そのまま喋り続けた。
「僕は一週間後のオトワリゾートさんのパーティーに招待されてる。両親は都合がつかないから僕が代表して出席するんだ。その前にフィアンセに会わせてくれとせがんでも、透が聞き入れてくれなくてね」
「まあ。私に会いにきてくださったんですか?」
「そうだよ当然だろう? 大切な弟のフィアンセの顔を見ておきたくて」
うれしい。私もはやく透さんのご家族に会いたいと思っていた。葵さんから訪ねてきてくれるなんて申し訳ない。まだ正式な婚約ではないから遠慮していたけど、すぐにご挨拶にいけばよかったな。
「そうだったんですね。透さんのお帰りはもうすぐだと思います。どうぞうちでお待ちください」
「いいのかい?」
私が「もちろんです」と答えると彼はまた手をとり、「やった」と子供のようにはしゃぎだした。
……なんだか少し、美砂に似ている。こちらも自由で破天荒なお兄さんだ。