こんぺいとうびより
「・・・何でしょう?」

「なんでそんな、リスみたいにちょっとずつ食べてんの?もしかして猫舌?」

「そうなんです。さらに、私麺をズルズルってすすれないんです。最近そういう人増えてるみたいですよ。」

「ははっ、あんなに豪快に酒飲んで、けろっとしてるくせに、猫舌で麺すすれないとかウケる。」

───もぐもぐ一生懸命食べてるとこ、かわいい・・・かも。

「ギャップ萌えですか!?」

一直のほころんだ表情を見て、璃子は目を輝かせた。漫画なら周りに『パアアアアァ』という文字が書かれていることだろう。

「・・・そういうこと、自分で言っちゃうから駄目なんじゃない?」

「あいたたた・・・。そうですよね・・・。」

シュンとしつつまたフーフーとラーメンを冷ましながら口に運ぶ彼女を横目で見る。

「・・・。」

───派手めではあるけど普通にかわいいし、かなり面白いし、いい子なんだよな・・・でも恋人にしたいかって言われたら・・・俺、愛されるより愛したいタイプだし・・・。
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