こんぺいとうびより
二人並んで暗い室内を歩く。
「と、都会の遊園地なのに結構広いですね。なかなか凝ってるし・・・。」
怖い気持ちをまぎらわす為に話しかける璃子の気も知らず、一直は楽しそうに言う。
「ここ、怖くて有名みたいだよ。テレビ番組のランキングに入ってた。」
「そ、そうなんですかあ・・・へええ・・・。」
その時、璃子の隣の壁から白い服のお化けがズボッと現れた。
「ぎょーっ!!!!!!!!」
びっくりして叫び座り込む。
「わっ、びっくりした。玉川さんの声に。」
「は、はは・・・なかなかやりますね・・・。」
ぷるぷる震えながら立ち上がろうとするがうまくいかない。
「大丈夫?苦手なら入る前に言ってよ。」
「だ、大丈夫ですよ!びっくりしただけですから。」
───『ぎょーっ!!!!!!!!』って何だよ、あたし・・・魚か?魚なのか!?・・・もっと可愛らしく『きゃーっ!!!』とか叫べないのかな・・・。
「ほら。」
一直は座り込んだままの璃子の手を引っ張る。
「!?!?」
「その・・・俺、お腹すいてるし、早く出て食べに行きたいから。」
立ち上がると一直が前に立って歩く。
「・・・。」
───新貝さんて身長高い方じゃないし、顔もかわいいのに、手は大きいんだ・・・包まれてる感じがすごくする・・・。
そのまま手を繋いでゴールまで歩き続けた。
璃子は繋いだ手のことしか考えられず、どんなお化けが出てきても派手な仕掛けがあっても無反応になってしまっていた。
───手、もう洗えない・・・あのお化け役の人に感謝かも・・・。
「・・・手汗、すごいよ。」
外に出ると一直が言う。
「あわわ、ごめんなさい。」
璃子は慌てて手を離した。
「・・・。」
───手汗とか嘘だけどな・・・手小さくてすべすべで触り心地よくてあのまま繋いでたらなんか、変な気持ちになっちゃいそうで・・・。にしても髪といい手といい、玉川さんて触り心地いいよな・・・うお、何考えてんだ、俺。いや、別に変な気持ちになっても問題はないのか?
一直は内心戸惑いつつレストラン街に向かって歩き出した。
「と、都会の遊園地なのに結構広いですね。なかなか凝ってるし・・・。」
怖い気持ちをまぎらわす為に話しかける璃子の気も知らず、一直は楽しそうに言う。
「ここ、怖くて有名みたいだよ。テレビ番組のランキングに入ってた。」
「そ、そうなんですかあ・・・へええ・・・。」
その時、璃子の隣の壁から白い服のお化けがズボッと現れた。
「ぎょーっ!!!!!!!!」
びっくりして叫び座り込む。
「わっ、びっくりした。玉川さんの声に。」
「は、はは・・・なかなかやりますね・・・。」
ぷるぷる震えながら立ち上がろうとするがうまくいかない。
「大丈夫?苦手なら入る前に言ってよ。」
「だ、大丈夫ですよ!びっくりしただけですから。」
───『ぎょーっ!!!!!!!!』って何だよ、あたし・・・魚か?魚なのか!?・・・もっと可愛らしく『きゃーっ!!!』とか叫べないのかな・・・。
「ほら。」
一直は座り込んだままの璃子の手を引っ張る。
「!?!?」
「その・・・俺、お腹すいてるし、早く出て食べに行きたいから。」
立ち上がると一直が前に立って歩く。
「・・・。」
───新貝さんて身長高い方じゃないし、顔もかわいいのに、手は大きいんだ・・・包まれてる感じがすごくする・・・。
そのまま手を繋いでゴールまで歩き続けた。
璃子は繋いだ手のことしか考えられず、どんなお化けが出てきても派手な仕掛けがあっても無反応になってしまっていた。
───手、もう洗えない・・・あのお化け役の人に感謝かも・・・。
「・・・手汗、すごいよ。」
外に出ると一直が言う。
「あわわ、ごめんなさい。」
璃子は慌てて手を離した。
「・・・。」
───手汗とか嘘だけどな・・・手小さくてすべすべで触り心地よくてあのまま繋いでたらなんか、変な気持ちになっちゃいそうで・・・。にしても髪といい手といい、玉川さんて触り心地いいよな・・・うお、何考えてんだ、俺。いや、別に変な気持ちになっても問題はないのか?
一直は内心戸惑いつつレストラン街に向かって歩き出した。