こんぺいとうびより
「え?何?今さら・・・。」

「ほんっと、今さらですよね。最初はイケメンだし優しいし話も合うしいいなって思ってたけど、彩木さんのこと一途に想ってるの見てて、それで素敵だなって。どんどん好きになっちゃいました・・・。」

「・・・。」

いつも笑顔の璃子の切なげな表情に一直はドキッとした。

「新貝さんの恋愛が終わったタイミングで告白するなんて、弱っているところにつけ込もうとしてるみたいですよね。でもそう思われたとしてもどうしても今改めて言いたかったんです。もうあたしの気持ちはバレてるから、言ったところで気まずくなるわけでもないし。」

「玉川さん・・・。」

「新貝さんがあたしのことそういう対象に見てないのはわかってるし・・・でも、友達としては一緒にいてもいいかなって思ってくれて・・・ます?」

「うん・・・前にも言ったけど玉川さんといると楽しいよ。俺笑ってばかりいるし。」

───ネットカフェではもし一緒にいるのが彩木さんだったら───なんて思っちゃったけど、それ以降はもうそんなこと思わなくなった。玉川さんだからこそこんなに笑って───ん?この気持ちって・・・。

「じゃあ、これからもこんな感じでよろしくお願いしますね!」

璃子はいつもの笑顔に戻って元気に言った。

「うん・・・。」

───なんだろう。このモヤモヤする感じ・・・。俺はこれでいいんだろうか・・・。

「あ、あたし、ちょっとトイレ行ってきます!」

「うん。」
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