こんぺいとうびより
「はぁ~・・・。」
トイレの個室に入り頭を抱える。今日の為に、日本で取り扱っている美容院は一店だけという最高級のトリートメントをした髪の毛はサラサラだった。
───あああ!あたし駄目だ!このまま何もせず新貝さんに彼女が出来たら嫌だし、ちゃんと『つきあってください』って告白して振られようと思ってたのに、自分から友達宣言しちゃった・・・正式に告白して新貝さんの口から『友達でいたい』って言われたり、奇跡的に恋人になれたとしても前の彼氏みたいに『やっぱり友達でいよう。』って言われて振られるのが怖いから、『つきあってください』って言えないのかも・・・。
涙が滲んできそうになるのをぐっとこらえてなんとか気持ちを落ち着かせ、ドアを開けた。
「ドリンクのお店で記念に撮ってもらった写真、もうお店のSNSにアップされてますよ!」
帰りの電車でスマホをチェックする。
璃子は落ち込んでいるのを隠すように告白前と同じ自分を装ったが、一直の顔を見ることはできなかった。
「俺も写って良かったのかな?」
「・・・あ、ごめんなさい!嫌でしたよね!?もし知り合いに見られたら勘違いされちゃうかもしれないし!あたし一人で撮ってもらった写真もあるし、そっちに変えてもらいましょう!」
「いや、それはいいよ・・・。」
「・・・そう、ですか・・・。あ、駅着きますね。今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました!ぬいぐるみも持ってもらっちゃって・・・。」
一直が降りる駅に着いてドアが開くが、彼が動く様子はなかった。
「え?新貝さん?」
ドアが閉まり電車が発車する。
トイレの個室に入り頭を抱える。今日の為に、日本で取り扱っている美容院は一店だけという最高級のトリートメントをした髪の毛はサラサラだった。
───あああ!あたし駄目だ!このまま何もせず新貝さんに彼女が出来たら嫌だし、ちゃんと『つきあってください』って告白して振られようと思ってたのに、自分から友達宣言しちゃった・・・正式に告白して新貝さんの口から『友達でいたい』って言われたり、奇跡的に恋人になれたとしても前の彼氏みたいに『やっぱり友達でいよう。』って言われて振られるのが怖いから、『つきあってください』って言えないのかも・・・。
涙が滲んできそうになるのをぐっとこらえてなんとか気持ちを落ち着かせ、ドアを開けた。
「ドリンクのお店で記念に撮ってもらった写真、もうお店のSNSにアップされてますよ!」
帰りの電車でスマホをチェックする。
璃子は落ち込んでいるのを隠すように告白前と同じ自分を装ったが、一直の顔を見ることはできなかった。
「俺も写って良かったのかな?」
「・・・あ、ごめんなさい!嫌でしたよね!?もし知り合いに見られたら勘違いされちゃうかもしれないし!あたし一人で撮ってもらった写真もあるし、そっちに変えてもらいましょう!」
「いや、それはいいよ・・・。」
「・・・そう、ですか・・・。あ、駅着きますね。今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました!ぬいぐるみも持ってもらっちゃって・・・。」
一直が降りる駅に着いてドアが開くが、彼が動く様子はなかった。
「え?新貝さん?」
ドアが閉まり電車が発車する。