こんぺいとうびより
玄関を入り廊下兼キッチンを抜けるとかわいらしい空間が広がっていた。
全体的にふんわりとしたパステルカラーでまとめられ、こまごまとした小物が並び、オフホワイトのカーテンは淡いオレンジ色の水彩タッチのリボン柄。ルームフレグランスのいい香りもする。
「・・・。」
───ザ・女の子の部屋、って感じだ・・・。でも甘ったる過ぎるってことはなくて、こういうのが『大人かわいい』っていうのかな・・・。
「散らかっててすみません!あ、ぬいぐるみありがとうございました。ベッドにでも置いてもらえますか?」
「うん。」
ベッドには黄色系の花柄にレースがついた布団カバー、ベージュの枕カバーには控えめなフリルがあしらわれていた。
いつも会社で見る落ち着いた色の服とは違う、さくら色のチュニックを着た彼女はこの優しい暖色系の部屋にすごく馴染んでいた。
璃子の素の姿を見て、一直は心が改めてざわめくのを感じた。
「ここ、座ってください。お茶入れますね。」
璃子は一直をローテーブル前のクッションに案内するとキッチンに向かう。
「なんかもっとロックテイストだったり、シンプルだったり、クールな感じの部屋かと思ってたよ。」
「もー、中身は乙女だって言ったじゃないですか。」
笑いながら湯呑みを取り出していると、一直が静かに言った。
「・・・『ギャップ萌えだね。』って言うよ。」
全体的にふんわりとしたパステルカラーでまとめられ、こまごまとした小物が並び、オフホワイトのカーテンは淡いオレンジ色の水彩タッチのリボン柄。ルームフレグランスのいい香りもする。
「・・・。」
───ザ・女の子の部屋、って感じだ・・・。でも甘ったる過ぎるってことはなくて、こういうのが『大人かわいい』っていうのかな・・・。
「散らかっててすみません!あ、ぬいぐるみありがとうございました。ベッドにでも置いてもらえますか?」
「うん。」
ベッドには黄色系の花柄にレースがついた布団カバー、ベージュの枕カバーには控えめなフリルがあしらわれていた。
いつも会社で見る落ち着いた色の服とは違う、さくら色のチュニックを着た彼女はこの優しい暖色系の部屋にすごく馴染んでいた。
璃子の素の姿を見て、一直は心が改めてざわめくのを感じた。
「ここ、座ってください。お茶入れますね。」
璃子は一直をローテーブル前のクッションに案内するとキッチンに向かう。
「なんかもっとロックテイストだったり、シンプルだったり、クールな感じの部屋かと思ってたよ。」
「もー、中身は乙女だって言ったじゃないですか。」
笑いながら湯呑みを取り出していると、一直が静かに言った。
「・・・『ギャップ萌えだね。』って言うよ。」