こんぺいとうびより
自分の体を見ると毛布がかかっている。
「いて・・・。」
少し体を起こすと頭が痛くて気分も悪い。
かなり狭い部屋で、前方に璃子がパソコンに向かって座っていた。
「・・・ネカフェ・・・?」
天井まで壁がある完全個室タイプのネットカフェにいるようだ。
「・・・あっ、おはようございます。」
璃子は振り返って明るいブラウンのボブヘアからヘッドフォンを外すと小声で言った。
「今何時?なんでここに・・・。」
───居酒屋で飲んで・・・それから・・・?
どうやら飲み過ぎて記憶をなくしたらしい。
「もうすぐ始発が走る時間ですよ。ここは居酒屋と同じビルのネットカフェです。昨日新貝さんが居酒屋で寝ちゃって、とりあえず少し休んでから帰ろうってなんとかここまで来たんですけど、あたしも寝ちゃって起きた時には 終電終わってて。あ!一緒にいたいからわざと終電逃したとかじゃないですから!何もしてないし!」
「いや、そんなこと思ってないけど・・・ごめん迷惑かけて。」
ゆっくりと起き上がろうとする。
「いえそんな・・・でも寝顔可愛すぎて写真撮ろうかと・・・。」
「撮ったの!?」
がばっと起き上がって璃子の手首を掴む。
「いえ!撮りたい気持ちを全力で抑えました!本当です!スマホ見ます!?」
───やばい!顔近い!
「いや・・・う・・。」
勢いよく起き上がったせいでひどい頭痛と吐き気に襲われる。
「いて・・・。」
少し体を起こすと頭が痛くて気分も悪い。
かなり狭い部屋で、前方に璃子がパソコンに向かって座っていた。
「・・・ネカフェ・・・?」
天井まで壁がある完全個室タイプのネットカフェにいるようだ。
「・・・あっ、おはようございます。」
璃子は振り返って明るいブラウンのボブヘアからヘッドフォンを外すと小声で言った。
「今何時?なんでここに・・・。」
───居酒屋で飲んで・・・それから・・・?
どうやら飲み過ぎて記憶をなくしたらしい。
「もうすぐ始発が走る時間ですよ。ここは居酒屋と同じビルのネットカフェです。昨日新貝さんが居酒屋で寝ちゃって、とりあえず少し休んでから帰ろうってなんとかここまで来たんですけど、あたしも寝ちゃって起きた時には 終電終わってて。あ!一緒にいたいからわざと終電逃したとかじゃないですから!何もしてないし!」
「いや、そんなこと思ってないけど・・・ごめん迷惑かけて。」
ゆっくりと起き上がろうとする。
「いえそんな・・・でも寝顔可愛すぎて写真撮ろうかと・・・。」
「撮ったの!?」
がばっと起き上がって璃子の手首を掴む。
「いえ!撮りたい気持ちを全力で抑えました!本当です!スマホ見ます!?」
───やばい!顔近い!
「いや・・・う・・。」
勢いよく起き上がったせいでひどい頭痛と吐き気に襲われる。