キミと、光の彼方へ。
「ってかさ、なんか珠汐奈、海里に対して吹っ切れたよね?最近は普通に海里の話題自分から出してくるし。ずっと思い続けてた人だし、純粋な珠汐奈のことだから2、3年は引きずると思ってた。いやぁ、でも、予想以上に早く立ち直ったから、宥める隙無かったわ」


2、3年は長すぎでしょと突っ込みたくなったけど、止めておいた。


「そう?普通にずっと辛かったよ。今もちょっと切なくなる時あるし...」

「アタシは1ヶ月くらいで立ち直ったように見えたわ。アタシの目おかしいね。ははは!」


なんて話していると、時計の針はもうSHR開始2分前になっていた。

慌てて自分の席に着き、ふーっとひと息吐いた。

今の席は窓際の列の、最後尾から2番目。

風に吹かれ、カーテンが何度も翻る。

窓を少し閉めようと席を立とうとした、その時。


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