キミと、光の彼方へ。
この4人はまずい。

この居心地の悪さは、インフルエンザで1週間休んだ後、久しぶりに学校に来た時には席替えをしていて、前の席に間違って座ってしまって注意されるあの感じと似通っていた。

こういう時は、スルーすることが1番だと思う。

私はスタスタと歩き出した。

私に続いて海里も何事も無かったかのように足を動かし始めた。


「美海、行こう」

「うん」


人魚姫と彼はまさに伝説を体現している。

私達はそれを邪魔しないように前を早足で歩いていくだけだ。

それでいい。

ううん、それがいい。

これが正しい。

< 230 / 300 >

この作品をシェア

pagetop