キミと、光の彼方へ。
あっという間に渡りきり、そんなに時差もなく皆が高台に到着した。

そこから見える景色はいつも見ている海ではなかった。

空と近く、海よりも薄くて白にも見えるその青に、吸い込まれていきそうだと思った。


「ねえねえ、美海ちゃん。帆栄と一緒に鐘鳴らして。これ、鳴らすと幸せになれるってさゆ聞いたよ」

「そうだね。帆栄くん、やってみようか」

「だな!思いっきり鳴らすぞ~!」


2人は鐘に近づいていき、2人で1本のロープを持ち、振り上げた。


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