キミと、光の彼方へ。
「キョリが分かんなくなった」
「キョリ?」
「碧海帆栄と私との間にある心理的なキョリが、ある日突然分からなくなった。自分たちの目の前にある壁を一緒に越えていこうっていう、同志だったはずなのに、いつの間にか、私は置いてけぼりになった。壁を越えてもまた次の壁がやってきて、それを越えられなくて挫折して自暴自棄になって...。
そんな私とは違って、碧海帆栄の前の壁はどんどん越えられて平地に着地してた。目で見てはっきり分かるように、バーの高さがどんどん高くなっていって...焦った。
それから益々卑屈になって、私を置いて遥か先を走っていく碧海帆栄をどう認識すれば良いか分かんなくなった。
それと同時に自分のこともわかんなくなって、自分の気持ちが見えなくなって......真っ暗やみに突き落とされたみたいになった。
今でも何がしたいのかとか全然分かんなくて...分かんなくて......でも誰にもやっぱり言えなくて......。1人で...1人でね、抱え込んじゃったんだ。
本当は......本当は......ずっと...ずっとずっと頼りたかったんだ。私をずっと支えてくれて、私の中ですごく、すごくすごく大切な存在になってた碧海帆栄っていう人に。
でも、カノジョがいてそのカノジョもいい人で、だったら私なんか別にいなくたっていいし、今さら頼られても困るんじゃないかって思った。
重荷になりたくなくて、でも自分1人じゃ抱えきれなくて...。
碧海帆栄が眩しくなりすぎて、その光を掴みたくて、でも掴んだらいけないって、追いかけちゃいけないってそう思ってた。私......色々見失っちゃったんだ。また、迷子になっちゃったんだ。
だから、どうしたらいいか分かんないんだ。何も...何も...分かんないんだ」
「キョリ?」
「碧海帆栄と私との間にある心理的なキョリが、ある日突然分からなくなった。自分たちの目の前にある壁を一緒に越えていこうっていう、同志だったはずなのに、いつの間にか、私は置いてけぼりになった。壁を越えてもまた次の壁がやってきて、それを越えられなくて挫折して自暴自棄になって...。
そんな私とは違って、碧海帆栄の前の壁はどんどん越えられて平地に着地してた。目で見てはっきり分かるように、バーの高さがどんどん高くなっていって...焦った。
それから益々卑屈になって、私を置いて遥か先を走っていく碧海帆栄をどう認識すれば良いか分かんなくなった。
それと同時に自分のこともわかんなくなって、自分の気持ちが見えなくなって......真っ暗やみに突き落とされたみたいになった。
今でも何がしたいのかとか全然分かんなくて...分かんなくて......でも誰にもやっぱり言えなくて......。1人で...1人でね、抱え込んじゃったんだ。
本当は......本当は......ずっと...ずっとずっと頼りたかったんだ。私をずっと支えてくれて、私の中ですごく、すごくすごく大切な存在になってた碧海帆栄っていう人に。
でも、カノジョがいてそのカノジョもいい人で、だったら私なんか別にいなくたっていいし、今さら頼られても困るんじゃないかって思った。
重荷になりたくなくて、でも自分1人じゃ抱えきれなくて...。
碧海帆栄が眩しくなりすぎて、その光を掴みたくて、でも掴んだらいけないって、追いかけちゃいけないってそう思ってた。私......色々見失っちゃったんだ。また、迷子になっちゃったんだ。
だから、どうしたらいいか分かんないんだ。何も...何も...分かんないんだ」