キミと、光の彼方へ。
また1歩近付き、半径30センチあるかないかの距離になる。

ここまで来ると、もうはっきりと帆栄の香りを感じるし、胸の鼓動もロック張りの激しいリズムを刻み出す。

胸が徐々にぎゅうっと締め付けられ、呼吸が苦しくなってくる。

それでも、私は逃げない。

だって、すぐそこに......光が見えるから。


「珠汐奈が好きなんだ」


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