星空の下でキミを待つ
~入学式 出会い~
私は同じクラスの千鶴 優太くんと目が合った。
「なに、私のことをじっと見てるの?」
恥ずかしい気持ちを抑えながら強い口調で言ってしまった。

「すっ…すみません。あまりに綺麗な方なので見とれてしまいました…」
千鶴くんは驚きながらも答えてくれた。

「は?何言ってるの?」
「すみません…」

知らない町で初めて言葉を交わした相手。
綺麗と言われたことに戸惑いを隠せない。
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