麗羅の青春期~10代編~義務教育

中学2年の秋③麗羅が家出をした日の出会い

ある時の夕方、母にタバコを頼まれて
コンビニに買いに行った。
おやつも買っていいといわれてたから(笑)

コンビニについたぐらいの時に

楽器を持った人達がいて、
なんか、カッコいいな~(●´∀`●)
と、思って見てたら

喋りかけられた。

お兄さん①{どうしたん?見てきて
楽器興味あるん?

麗羅{うん、なんかカッコいいね。

っていったら

お兄さん①{よし、誉めてくれたからなんか、
買ったるって言われ

麗羅{いいです、母からもらってるから、お釣りでおやつ買うしって(笑)

おやつを選んでタバコをレジに置いたとき
横からジュースとガムを置いてきた。
一緒でって言われて

へっ?
払ってくれた。

外に平然ともって出ていった。

何がなんだか解らず、はいこれ。
と、手渡されガムの紙に何かを書いていた。


携帯持ってる?ってきかれ
首ふったら
じゃあ、よかった。と

メモをみたら
音楽に興味あるなら
ここに来てと、住所が書かれていて
携番もかいていて

貰った。

藤井寺沢田…………あの、ラブホ付近が
家なのか?もしくわラブホに来いと?
アホかいな…………


そうして、数日後
いつもどおりな日常を送ってきていたある日

家で事件。

親父………まだいたのか(笑)

子どもが多感な時期でもあり、親は
そういう時、汗水たらして働き盛り。

その時分から、父は、タイムカードを押しに行き、仕事は一応定時までしている。
だけど、まっさきに寝に帰ってくる事がおおくなり、ちゃんとしているのかと、聞いても、
営業やから出入りは普通にできる。

けど明らかに給料は減らされていた。
お金の置場所が定位置であって
ポンって置いている。

40万以上貰っていたお金が
計算したら30万前後。
明細書は見てない。でも、こんなに減るの何でだ?

母29でうちを産んでて、兄は27の時。
母より7つ上な父で
うちが14の時は、50でした。
でも、まだまだバリバリに働ける歳でもある。

愛人騒動から一辺して、帰りが早くなって
夫婦喧嘩も増えてきていた。

そんな時、兄と父の喧嘩。
父が兄にコップ、をなげつけてよけた。ステンレスでよかった(>_<)

でも、兄がくだものナイフが、近くにあったから、親父に向かっていった
親父が振り払った時、兄の首にかすれて
薄く切って

血がポトリポトリと落ちていた

救急車っていうたら
大丈夫…………………といって
首を押さえながら部屋に戻っていった。

兄の姿を始めてみた
兄はそんな時、ギターを爆音でならして、
ストレス発散をしてたみたい。

でも、その日うちは
家に居れなかった。

お兄がギターで発散している隙に

外へと出た。


鞄と財布をもって出た。

財布の中身をみたら、あの
お兄さんのメモ用紙。

公衆電話を探しにいき、コンビニに行った。

声が聞こえて

泣いた。

麗羅{お兄さんと出会った所で待ってる
っていうたら

待っとけと言われて電話をきられた。


はっ( ゚д゚)ハッ!S君の顔が浮かんだ

どうしよう呼んでしまった。
やっぱりいいって言うても、もう遅い

10分ぐらいで来た。
バイクでかっこよすぎや(>_<)

ヘルメットをとる時の仕草
バイクにポンッて座らされてからの
頭ナデナデ

ヤバすぎる。この時すでに
ロックオンされていたのかも知れない。

そのころからお兄さんを
H斗って呼ぶようになった。

ぎゅう~ってしながら話を聞いてくれていた。

泣きおわり話がおわった時に
ヘルメットをかぶりだし、
うちをおろして
はいって

ヘルメットを渡され
かぶってつけてくれた

バイクに股がるとき
我に帰った。ロンティ1枚なので
パンツが見える。どうしましょう(>_<)

夜やから解らんて(笑)

って、信号待ち

車からめっちゃみられるがな( ゚д゚)ハッ!

早く目的地にたどりつかないかな?って思っててたどり着いた。

小屋というか、家というか、
鍵をあけたら

凄い~(●´∀`●)

楽器がいっぱい、機械も

叩いてみ。って

叩いた。

スッキリした。

ほな、家まで送るからっていわれて

思い出して泣き出そうになったら

H斗{解ったから泣くな。家の電話教えてって

かけてた。

H斗{麗羅ちゃんから相談された、〇〇H斗といいます、今日、ちょっと帰りたくなさそうなので明日帰します。

っていうて、母と話をして切った。

そうしてH斗の家に行った。

H斗{また、叩いたりしたい時はいうて、くれたら、いいから。って

風呂に入らしてくれて
おっきいけどこれ、きいって

一緒の布団で寝た。

背中越しの会話

麗羅{背中越しやとなんか寂しい。
H斗の顔みて寝たい。

って言うたら

H斗{あっ、アホか、それは無理や…………

ギュッて背中に抱きついたら

H斗{むっ、むっ、胸が……………俺も、男やし、そっちに向きたいけど、本音とたてまえがあるから……………そういうことしてしまったら
麗羅の母に1日預かる言うたのに示しがつかんやん。

って言われて

じゃあ、このまま寝るってぎゅう~って
したまま

寝て、起きた。

H斗がいない。
置き手紙がしてあった。

家に夕方送るから、それまで
大人しく待っといてな。

って

大人しく待っていた。


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