麗羅の青春期~10代編~義務教育

中学2年の冬②久しぶりの学校に

家帰って、ご飯時に
麗羅{お母さん、S君と別れたん知ってるやん、でっ、今はH斗と付き合ってるねん。
携帯プリケー買ってくれたヽ(●´ε`●)ノ

母驚き

でっ、はいH斗からお母さんに手紙。

見してもらった。

字が綺麗や(笑)

麗羅の母へ

麗羅とは、付き合うこととなりました。
これから、よろしくお願いします。
麗羅はしっかりしているようで、天然な所があります。携帯を持つのに早いかも知れませんが、僕としては安心したいので、持たせます。
でわ、失礼します。

ってTU-KAのメモ帳に書いてた。

チャラそうにみえて、めっちゃ真面目。
TMの西川貴教に似てる。背は178で高い
かっこよすぎや。

それより、

麗羅{S君が多分やねんけど、別れたショックで不定期登校になってるねん。

母{学校行ってないのに何でしってるん?

麗羅{H斗と下でバイバイした時に2階の
M崎君が居てるやん。
M崎君が教えてくれてん。

母{なんか、勿体ないわ、麗羅に、いい子やったのになって、お似合いやったで。
でも、仕方ないかぁ~今はH斗君なんやもんね

って
頷いた。

麗羅{でも、なんかそうなったんが、うちのせいやから、ほっとけないというか、だから、

兄{そういうのは、いらん同情や、少なくとも、人間やし、別れて日も浅い、やるきなくなるんも、当たり前、お前が構ってしまったら、余計にお前の事が忘れられなくなるんやないか?
忘れるには結局時間もいるで。

麗羅{兄は片思いやったの?(笑)

兄{うるさいっ
黙々とご飯を食べ部屋に戻った。

チェッ((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

言うてきたのは兄の方やのに
何やねんって思いつつ

2学期が終わった。世間では休みだぁ~

相変わらずH斗と夕方から遊ぶ。

そんな日々を繰り返し


新しい年を迎え
1月、3学期が始まり。数日後

家のチャイムがなり、

M崎君{今日はS来たで。でも、途中で帰ったけど。

麗羅{今日は学校でどんな事したん?

M崎君{今日はもうすぐ卒業する3年を送る会の練習やったわ。

麗羅{なぁに~マジで?って
(E先輩と、Y弟の顔が思い浮かんだ)
その日だけ、うちも出ようかなって思った。

善は急げだ。

久しぶりの学校の門
少し勇気がいった

下校時間で、クラブをしている人たち。
T君がクラブ中で走ってきた

T君{おぉ~めっちゃ久しぶりやん、どうしたん?おじいちゃんの面倒みてるんやろ?大丈夫なん?

麗羅{T居先生に話があるんやけど。

1年担任だったT先生、普通だった。
2年担任、T居先生、まぁまぁ好き。
3年は、………後程書きたいと思います。

T君が呼んでくれて
部屋に案内された。

T居先生{すまんな、家に行って話も聞かれんくて、めっちゃ、忙しいんよ、覚えることいっぱいで、夜帰るのも9時ぐらいやし遅いしな。そんな時間帯にお邪魔してもあかんやろ?

麗羅{あぁ、大丈夫です、来てくれても
その時間帯居てるか解らんし、親も、両親がいたら嫌悪ムードなんで

T居先生{はっ?( ゚д゚)9時ぐらいどこにほっつき歩いとるんや(>_<)あかんがな( `ー´)
もしかして、Sか?

麗羅{あっ、その事なんですが、一応、今付き合ってる人がいて、S君とは別れました。
でも、最近S君が学校を来てないって
耳に入ったので、そうなりだしたのが、やっぱり別れてしまった時期からなんです。
学校に行かない=理由が別れただけでそうなったらオバチャンに申し訳なくて。
学校に行かないままやったら高校とか行くときに響くんよな?っ

T居先生{今の子は早いな( ´△`)好きだじゃなんだのって、ちゃんと、そういう時は避妊しろよ。…………そうやな、確かにS学校来てへんわ、でも、クラス違うからな、あんまり解らんかったわ、勉強はついて行かれへんかったら、
志望校も無理やしな

麗羅{うん、解ってるよ、避妊ちゃんとしてる
たまに忘れる時、あるけど

ブッーΣ(;`∀´)て先生コーヒー撒き散らした(笑)

さっそうと、拭いて
麗羅{(笑)S君のん、うちのせいでそうなってるからそれが嫌やねん。だから、お願いがあるねん。今の時期な、3年を送る会の練習してるんやろ?E先輩、Y先輩と、S君も共通の友達で
祝いたくて、今、クラスはどういう事してるん?クラスに入るのがちょっと勇気いるけど、
先輩らとの思い出、中学では最後やからでたくて。

T居先生{マジでか~ありがとう( *´д)/(´д`、)って抱きつかれた。( ゚д゚)ハッ!
ごめん、ごめん、俺、嬉しいわって
今、KinKiの青の時代
練習してるから良かった、明日にでもクラスに言うとくわ

麗羅{あっ、でもその会だけな。
おじいちゃん見てるのうちやから、
お母さん、平日休まれへんし、
その会が終わったらおじいちゃん待ってるし。

T居先生{そんな~マジで(。>д<)
そんな事言わずに、ちゃんと学校こやんと、
高校行かれへんぞって
言われた。

麗羅{高校な~、多分行かへんと、思うわ、ってか、働いてると思うわ一応共働きの家庭やからお金もなかかるし、
っていうたら

T居先生{そうか、偉いな。柊はおじいちゃん見ててしんどいとかないんか?

麗羅{しんどいっていうか、時間帯によって、外で遊べないって事がちょっと同級生とか見てたら羨ましいな~って思う。でも、学校よりは楽かな?って
嫌いな人や嫌いな勉強もせんでいいから(笑)
けど、その変わり皆がしてない経験してると思ったら、それはそれでいいんと違うかなと
思うって
いうたら

T居先生{結構、柊って介護とか向いてそうやんな?じいちゃん子なん?柊って不思議やな
会った時はいつも、笑顔でいるから
そんな、大変やってんな(。>д<)

麗羅{介護かぁ~(笑)自分のじいちゃんやから見れてるんやと思うよ。おじいちゃんと話すのも面白いし。

そう話し込んでたらチャイムがなり、
とりあえず、はお開き
さぁ、もうこれ以上はって言われて

本番当日まで頑張って練習するからといって

毎日猛特訓の日々。


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