子連れシンデレラ(1)~最初で最後の恋~
傘を車内に置いて来た私は筒見社長の傘に入った。

「しゃちょうの車はどれ??」

「どれって…あの白い車だ」

「カッコいい!!」

社長はキーセンサーで扉を開ける。

「傘は持ってやるから・・・先に乗るんだ、玲也君」

「うん」

玲也を後部座席に先に乗せ、私を乗り込ませた。

そして、運転席に乗り、キーを差し込み、エンジンをかけた。

「わぁー・・・凄い・・・」

玲也は嬉しそうに助手席と運転席の間から顔を出し、運転席を見つめた。

「玲也君・・・シートベルト着けて・・・」

「はーい」

玲也は社長の言葉に素直に従い、シートベルト着けた。

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