子連れシンデレラ(1)~最初で最後の恋~
玲斗さんは優しかった。強引に唇を奪いながらも、行為の最中は終始、自分の欲望がそっちのけで、私のカラダを労わるように抱き締めた。

彼の腕枕で眠りにつき、朝を迎える。

私は熱い視線を感じ、目を開ける。
瞳に映り込むのは玲斗さんの愛しそうに私を見つめる顔。

「おはよ・・・凛香」

乱れた私の後ろ髪を撫でながら額にチュッとおはようのキス。

「玲斗さん・・・」

「何?」

「何って・・・」

お互いに裸だし、私は布団を引っ張り、必死に肌を隠した。
カーテンから差し込む光は眩しく、余計に羞恥心を煽る。

「そう隠さなくても・・・全部見せた仲じゃん」

「でも・・・恥ずかしいです・・・」

――――私達は本当の恋人同士のようだった。


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