子連れシンデレラ(1)~最初で最後の恋~
「行かせない!!」
私は玲斗さんの背中にしがみつき、彼を必死に引き留めた。
「お、おいっ!?何すんだ??」
「コテージから出たら、貴方は死に場所を探しに行くんでしょ??そんなコトはさせない・・・」
「・・・凛香!?」
「四日間、私の恋人になるって言ったじゃない!!」
私は渾身の力で彼にしがみつき、訴えた。
「凛香・・・」
「貴方には死んで欲しくない・・・」
私の瞳には大粒の涙が零れ、頬を伝う。
次第に嗚咽が混じり、しゃくり上げた。
「泣いてるのか?凛香」
玲斗さんは背中越しで、私の涙に気づき、戸惑った声で訊いて来た。
「泣いてます・・・死にたくないのに・・・死んでしまった拓郎のコトを思うと・・・
自分で命を絶とうする玲斗さんの行動が許せません・・・
僅かでも、生きる可能性があるなら、手術を受けて下さい!玲斗さん」
「凛・・・香!?」
「私、貴方のコト・・・拓郎の代わり身にはできません・・・
確かに顔は瓜二つだけど・・・貴方は拓郎じゃないって…わかっています」
私は嗚咽を混じらせながらも、頑張って玲斗さんの言葉を紡いだ。
「・・・俺の為に泣いてくれた女は君が初めてだ・・・」
私は玲斗さんの背中にしがみつき、彼を必死に引き留めた。
「お、おいっ!?何すんだ??」
「コテージから出たら、貴方は死に場所を探しに行くんでしょ??そんなコトはさせない・・・」
「・・・凛香!?」
「四日間、私の恋人になるって言ったじゃない!!」
私は渾身の力で彼にしがみつき、訴えた。
「凛香・・・」
「貴方には死んで欲しくない・・・」
私の瞳には大粒の涙が零れ、頬を伝う。
次第に嗚咽が混じり、しゃくり上げた。
「泣いてるのか?凛香」
玲斗さんは背中越しで、私の涙に気づき、戸惑った声で訊いて来た。
「泣いてます・・・死にたくないのに・・・死んでしまった拓郎のコトを思うと・・・
自分で命を絶とうする玲斗さんの行動が許せません・・・
僅かでも、生きる可能性があるなら、手術を受けて下さい!玲斗さん」
「凛・・・香!?」
「私、貴方のコト・・・拓郎の代わり身にはできません・・・
確かに顔は瓜二つだけど・・・貴方は拓郎じゃないって…わかっています」
私は嗚咽を混じらせながらも、頑張って玲斗さんの言葉を紡いだ。
「・・・俺の為に泣いてくれた女は君が初めてだ・・・」