極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
そのおかげで作業は早く終わり、最後にホワイトボードに書かれている文字を消して、ブラインドを下げれば、会議室の片づけはあっという間に終了する。

その頃には外はすっかり暗くなっていて、電気を消すと会議室は真っ暗になった。

鍵を閉めて廊下へ出ると、社員さんたちが慌ただしく移動をしている日中とは違い、定時をとっくに過ぎている今はシンと静まり返っている。

それでも、残業をしている社員さんもちらほらいるようで、まだ電気のついているフロアもあった。

私と社長は最上階へ向かうため、高層階専用のエレベーターの到着を待つ。扉が開くと、まずは私が先に乗って‟開ボタン”を押すと、後から千紘社長が乗り込むのを待った。それから最上階のボタンを押して、エレベーターの扉を閉める。

< 54 / 387 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop