モブ転生のはずが、もふもふチートが開花して 溺愛されて困っています
「ここまで来れば、誰にも邪魔されない」
「……レジス」
「その、急にいなくなって悪かった。国に帰っていたんだ。フィーナの援助に協力してもらえるよう、ずっと両親を説得してたら、ギリギリになってしまった」
国に帰っていたのか。そりゃあ、誰もレジスの行方がわからはいはずだ。
「その様子じゃ、ずいぶん反対されたんじゃない?」
一国の王子がなんの関わりもなかった落ちぶれた貴族を援助するなんて言い出したら、誰でも反対するだろう。
「……俺のフィーナへの想いを素直に話したら、最終的に納得してくれた。勝手に出過ぎた真似をしたことは反省してる。でも、フィーナのことを放っておけなかったんだ。どうしても、フィーナの役に立ちたかった」
最後にボソッと「まぁ、単純に俺がフィーナの退学が嫌だったってのもあるけどな」と小声で言い、レジスは苦笑する。
……私への想いをって、いったい私のことをどんなふうに言ったのか気になるところだ。
「ありがとうレジス。私、嬉しかった……。もう、みんなともお別れだと思っていたから。本当にありがとう。感謝してもしきれないわ」
「喜んでもらえたなら本望だ。……それと、食堂での件なんだが。あの後フィーナの様子がおかしいと思って、エミリーを問い詰めて全部聞いた。結論から言うと、エミリーがフィーナに言ったことは全部嘘だ」
「嘘?」
レジスは深く頷く。
「俺はこの場所でシピの姿でないフィーナに会ったあと、エミリーに呼び出されたんだ。そこで、シピの正体がフィーナだと聞かされた。あの頃、エミリーは俺にしつこく付きまとっていたから、俺が昼休みにここで過ごしていることに気づき、どこかのタイミングでフィーナが獣化しているところを見たんだと思う。俺はシピがフィーナだと知って、驚きもしたが……嬉しくもあった。俺はシピに会う前から、フィーナのことが気になっていたから」
「えっ!? そうだったの!?」
「……レジス」
「その、急にいなくなって悪かった。国に帰っていたんだ。フィーナの援助に協力してもらえるよう、ずっと両親を説得してたら、ギリギリになってしまった」
国に帰っていたのか。そりゃあ、誰もレジスの行方がわからはいはずだ。
「その様子じゃ、ずいぶん反対されたんじゃない?」
一国の王子がなんの関わりもなかった落ちぶれた貴族を援助するなんて言い出したら、誰でも反対するだろう。
「……俺のフィーナへの想いを素直に話したら、最終的に納得してくれた。勝手に出過ぎた真似をしたことは反省してる。でも、フィーナのことを放っておけなかったんだ。どうしても、フィーナの役に立ちたかった」
最後にボソッと「まぁ、単純に俺がフィーナの退学が嫌だったってのもあるけどな」と小声で言い、レジスは苦笑する。
……私への想いをって、いったい私のことをどんなふうに言ったのか気になるところだ。
「ありがとうレジス。私、嬉しかった……。もう、みんなともお別れだと思っていたから。本当にありがとう。感謝してもしきれないわ」
「喜んでもらえたなら本望だ。……それと、食堂での件なんだが。あの後フィーナの様子がおかしいと思って、エミリーを問い詰めて全部聞いた。結論から言うと、エミリーがフィーナに言ったことは全部嘘だ」
「嘘?」
レジスは深く頷く。
「俺はこの場所でシピの姿でないフィーナに会ったあと、エミリーに呼び出されたんだ。そこで、シピの正体がフィーナだと聞かされた。あの頃、エミリーは俺にしつこく付きまとっていたから、俺が昼休みにここで過ごしていることに気づき、どこかのタイミングでフィーナが獣化しているところを見たんだと思う。俺はシピがフィーナだと知って、驚きもしたが……嬉しくもあった。俺はシピに会う前から、フィーナのことが気になっていたから」
「えっ!? そうだったの!?」