モブ転生のはずが、もふもふチートが開花して 溺愛されて困っています
「パーティーには参加しなかった。俺はもともと、ああいった場は苦手だ。得意そうにみえないだろ?」
「言われてみたらそうだけど……でも、そんな理由だけで参加しないなんて」
「それだけじゃない。フィーナがいないなら、行く意味がない」
私が参加できないから。たったそれだけのことで、レジスはパーティーに行かずにここに残ったと言う。ストレートに言われ、私の顔はカッと熱くなった。……部屋を暗くしていてよかったわ。
「なんだか楽しそうなことをしているな。それに美味そうなにおいもする」
「あっ……これは、ひとりでクリスマスパーティーをしようと思って」
「フィーナらしいな。よかったら、そのパーティーに俺も参加していいか?」
「も、もちろん!」
レジスに言われ、私は頷く。たったひとりのパーティーが、好きなひととふたりきりのパーティーに早変わりするなんて――一足先に、サンタクロースからクリスマスプレゼントをもらったような気分だ。
料理を並べたテーブルを前に、ふたりで横並びに座る。ひとりで食べるには量が多かった料理は、レジスとふたりぶんになりちょうどよくなった。
レジスとジュースで乾杯をして、パーティーは始まった。チキンを切り分け、レジスの皿へと運ぶ。
「またフィーナの手料理をこういった形で食べられるなんて思わなかった。なんだかクリスマスプレゼントをもらったような気分だ」
「あ、それ、私もさっき思ってたの!」
食事中、私が思ったのと同じことをレジスが言った。おもわず口をもごもごさせたまま、レジスに同調してしまう。
「……どのタイミングでそう思ったんだ? 俺はまだ、フィーナになにもしてあげられていないが」
「そんなことないわ。……私、平気なふりしてたけど、本当は綺麗な姿でパーティーに向かうみんなを羨ましく思っていたの。だから、レジスが今こうやって一緒にいてくれるだけで、すごくうれしいの」
「……フィーナは着飾らなくても、いつでも綺麗だ。もちろん今も」
レジスは最近、いつもこうやって不意打ちで私をドキドキさせるようなことを平気で言ってくる。シピが好きって設定はどこへいったの? と私が聞きたくなるほどだ。
それに――私を〝綺麗だ〟と言ってくれるレジスのほうが、ずっと麗しくてかっこいい。普段着のままなのに、私が今日見たどの男性よりもかっこいいなんて、レジスはずるいひとだ。
「言われてみたらそうだけど……でも、そんな理由だけで参加しないなんて」
「それだけじゃない。フィーナがいないなら、行く意味がない」
私が参加できないから。たったそれだけのことで、レジスはパーティーに行かずにここに残ったと言う。ストレートに言われ、私の顔はカッと熱くなった。……部屋を暗くしていてよかったわ。
「なんだか楽しそうなことをしているな。それに美味そうなにおいもする」
「あっ……これは、ひとりでクリスマスパーティーをしようと思って」
「フィーナらしいな。よかったら、そのパーティーに俺も参加していいか?」
「も、もちろん!」
レジスに言われ、私は頷く。たったひとりのパーティーが、好きなひととふたりきりのパーティーに早変わりするなんて――一足先に、サンタクロースからクリスマスプレゼントをもらったような気分だ。
料理を並べたテーブルを前に、ふたりで横並びに座る。ひとりで食べるには量が多かった料理は、レジスとふたりぶんになりちょうどよくなった。
レジスとジュースで乾杯をして、パーティーは始まった。チキンを切り分け、レジスの皿へと運ぶ。
「またフィーナの手料理をこういった形で食べられるなんて思わなかった。なんだかクリスマスプレゼントをもらったような気分だ」
「あ、それ、私もさっき思ってたの!」
食事中、私が思ったのと同じことをレジスが言った。おもわず口をもごもごさせたまま、レジスに同調してしまう。
「……どのタイミングでそう思ったんだ? 俺はまだ、フィーナになにもしてあげられていないが」
「そんなことないわ。……私、平気なふりしてたけど、本当は綺麗な姿でパーティーに向かうみんなを羨ましく思っていたの。だから、レジスが今こうやって一緒にいてくれるだけで、すごくうれしいの」
「……フィーナは着飾らなくても、いつでも綺麗だ。もちろん今も」
レジスは最近、いつもこうやって不意打ちで私をドキドキさせるようなことを平気で言ってくる。シピが好きって設定はどこへいったの? と私が聞きたくなるほどだ。
それに――私を〝綺麗だ〟と言ってくれるレジスのほうが、ずっと麗しくてかっこいい。普段着のままなのに、私が今日見たどの男性よりもかっこいいなんて、レジスはずるいひとだ。