背中合わせからはじめましょう ◇背中合わせの、その先に…… 更新◇
「どうするか?」
両親たちが帰って、私達は寝室のベッドにごろりと横になっていた。
「どうするかって、何が?」
「母さん達だよ」
「ねえ。結婚したら、私達の何が変わるの?」
「何って? 苗字とか?」
「今時、夫婦別姓だって、珍しくないじゃない」
「まあ、戸籍とか?」
「結局、書類的な事なの? 世間体とか?」
「うん。親達には大事なんだろ? でも、俺達にとって何が大事か考えないとな」
「そうよね……」
「正直、俺はどんな形でもかまわない。美月が傍にいてくれればいい。ちゃんと、美月を守りたいから…… それが、結婚になるのなら、それもいいかもと思っている。美月は?」
彼の言葉に、胸がキュンと音を立てた。あまり、甘い言葉を言わない彼だから、本当の気持ちなんだろう……
「悠馬…… 私は…… 今の関係が凄く好き。逆に、結婚したら何かが変わってしまうのかと思うと怖いな……」
正直不安だ。結婚という形になる事で、我慢させてしまったり、無理をしてしまう事が出来てしまうんじゃないかと……
「よく分からんけど、紙切れ出したからって、すぐに性格が変わったりはしないだろう? 急に、美月が掃除とかしだしたら、逆に引くな」
「ちょっと、酷いわね。私だって、片付ける事ぐらいあるわよ」
「頼むから、服をそのままクローゼットに押し込むのは辞めてくれ。俺が片付けるから」
「そうね。そうするわ。」
「俺達さ、この二年の間で、家事の事で揉めた事とか無いじゃないか。それって、凄い事らしいんだよ。結婚した友達が言っていた。だからさ、香音と俺の事は、俺達がいいと思えばいいんじゃないか」
「それじゃあ、子供の事とか考えた事ある? 赤ちゃんて、部屋とか汚したりするじゃない。潔癖な悠馬が、そんな事に耐えられる?」
私は伺うように、彼の顔を見た。どんな言葉が返って来るのだろうか?
両親たちが帰って、私達は寝室のベッドにごろりと横になっていた。
「どうするかって、何が?」
「母さん達だよ」
「ねえ。結婚したら、私達の何が変わるの?」
「何って? 苗字とか?」
「今時、夫婦別姓だって、珍しくないじゃない」
「まあ、戸籍とか?」
「結局、書類的な事なの? 世間体とか?」
「うん。親達には大事なんだろ? でも、俺達にとって何が大事か考えないとな」
「そうよね……」
「正直、俺はどんな形でもかまわない。美月が傍にいてくれればいい。ちゃんと、美月を守りたいから…… それが、結婚になるのなら、それもいいかもと思っている。美月は?」
彼の言葉に、胸がキュンと音を立てた。あまり、甘い言葉を言わない彼だから、本当の気持ちなんだろう……
「悠馬…… 私は…… 今の関係が凄く好き。逆に、結婚したら何かが変わってしまうのかと思うと怖いな……」
正直不安だ。結婚という形になる事で、我慢させてしまったり、無理をしてしまう事が出来てしまうんじゃないかと……
「よく分からんけど、紙切れ出したからって、すぐに性格が変わったりはしないだろう? 急に、美月が掃除とかしだしたら、逆に引くな」
「ちょっと、酷いわね。私だって、片付ける事ぐらいあるわよ」
「頼むから、服をそのままクローゼットに押し込むのは辞めてくれ。俺が片付けるから」
「そうね。そうするわ。」
「俺達さ、この二年の間で、家事の事で揉めた事とか無いじゃないか。それって、凄い事らしいんだよ。結婚した友達が言っていた。だからさ、香音と俺の事は、俺達がいいと思えばいいんじゃないか」
「それじゃあ、子供の事とか考えた事ある? 赤ちゃんて、部屋とか汚したりするじゃない。潔癖な悠馬が、そんな事に耐えられる?」
私は伺うように、彼の顔を見た。どんな言葉が返って来るのだろうか?