背中合わせからはじめましょう ◇背中合わせの、その先に…… 更新◇
「悠麻君、こんな美人と二晩も共に出来るのに、その態度は失礼じゃないか?」
康介さんの声が、少しだけキツく感じた。
「いや、そう言う事じゃない。なぜ、こんな事をする必要があるんだ? まるで監禁だ」
彼は、やっと顔を上げた。
「ねえ悠麻、美月ちゃんもね。あなたたち、結婚が面倒臭いって思っているでしょう? 確かに誰かと一緒に生きていくって、大変な事よ。
でも、あなた達、面倒臭がって、人と本気で向き合う事から、逃げてばかり。今日のお見合いだってそう。相手の事をちゃんと見ようとしないで、初めから断る事ばかかり考えていたんじゃない?
それって、あなた達の事を心配して準備した両親、何より相手に失礼だと思わない?」
あまりに、本当の事で何も言えず、ただ、お姉さんの顔を見つめた。
確かに、お姉さんの言う通りだ。私は人と深くかかわるのが怖い。だから、面倒くさいと言っては、誰かと付き合う事から逃げている。
私も、反省する事はある。
だけど、だけど、こんなやり方が正しいの?
「ああ…… 確かに姉ちゃんの言う通りかもしれない。俺も反省する事はある。だけどなあ、このやり方はおかしいだろ?」
彼が、私の言葉を代弁したのかと思った。
「あら、そうかしら? こうでもしなきゃ、あなた達に、進歩はない!」
お姉さんは立ち上がると、手を腰にあて、もう片方の手の人差し指を私達に向けた。
「まあ、そういう事だから、後は楽しむべし! 好きにしていいからね」
康介さんが、楽しそうに笑った。
それは、一瞬の事で、何が起きたのかわからない。
康介さんと、お姉さんは手品のように手を振って消えてしまった。
私と彼は、慌ててドアへと走って、必死でドアノブを回した。
だが、開かない……
「ごめん…… 中からは開かないように設定してあるから」
ドアの外から、康介さんの悪魔の声が聞こえた……
康介さんの声が、少しだけキツく感じた。
「いや、そう言う事じゃない。なぜ、こんな事をする必要があるんだ? まるで監禁だ」
彼は、やっと顔を上げた。
「ねえ悠麻、美月ちゃんもね。あなたたち、結婚が面倒臭いって思っているでしょう? 確かに誰かと一緒に生きていくって、大変な事よ。
でも、あなた達、面倒臭がって、人と本気で向き合う事から、逃げてばかり。今日のお見合いだってそう。相手の事をちゃんと見ようとしないで、初めから断る事ばかかり考えていたんじゃない?
それって、あなた達の事を心配して準備した両親、何より相手に失礼だと思わない?」
あまりに、本当の事で何も言えず、ただ、お姉さんの顔を見つめた。
確かに、お姉さんの言う通りだ。私は人と深くかかわるのが怖い。だから、面倒くさいと言っては、誰かと付き合う事から逃げている。
私も、反省する事はある。
だけど、だけど、こんなやり方が正しいの?
「ああ…… 確かに姉ちゃんの言う通りかもしれない。俺も反省する事はある。だけどなあ、このやり方はおかしいだろ?」
彼が、私の言葉を代弁したのかと思った。
「あら、そうかしら? こうでもしなきゃ、あなた達に、進歩はない!」
お姉さんは立ち上がると、手を腰にあて、もう片方の手の人差し指を私達に向けた。
「まあ、そういう事だから、後は楽しむべし! 好きにしていいからね」
康介さんが、楽しそうに笑った。
それは、一瞬の事で、何が起きたのかわからない。
康介さんと、お姉さんは手品のように手を振って消えてしまった。
私と彼は、慌ててドアへと走って、必死でドアノブを回した。
だが、開かない……
「ごめん…… 中からは開かないように設定してあるから」
ドアの外から、康介さんの悪魔の声が聞こえた……