しかくかんけい!
それは、
今日のお昼休みのこと────……
「ちょっといい?」
しょーくんとソロコンの打ち合わせを終えて自分の教室に戻ろうとしたら、この前のリーダー女子に呼び止められた。
「うん?」
彼女らのあとについて行くと、そこはひとけのない裏庭だった。
「聞いたわよ、あんたしょーくんとソロコンのペア組んだって?」
「そうだけど……」
「今すぐ別れな!」
「!?」
突然の大声に、ビクッとする。
「ソロコンだか合コンだか知らないけど、あんまりしょーくんに近づかないでくれる?」
「ご、合コンって!私たちまだ未成年だしっ」
「うるさい!ばっかじゃないの、そんな話どうでもいいっつーの。とにかく、今すぐ辞退しろって言ってるの。あんたなんかが出てもしょーくんに恥かかせるだけでしょ」
そ、それはそうかもしれない……。
まだまだ下手くそなのは自分でも痛感している。
そーれーにー、と しかめっ面のまま続けて。